2011年11月3日木曜日

黒豆の収穫

文化の日。

あさ突然、大ばあさんが「黒豆を収穫する!」と言い出しまして
言い出したら聞かない大ばあさん。
雨が降らぬ間にと、さっそく近所の豆畑に急いで集合。

大豆畑のすみで空いた場所に毎年植えています。
大豆は10月に収穫しまして、黒豆は11月に。
茎が枯れて豆さやが弾けてしまう前がベストタイミング。
















昨日が83才の誕生日の大ばあさん。
ニコニコしながら田んぼに登場。









黒豆は、赤色が変わって黒になる事を発見。
しっかり枯れた木を選んで収穫します。

野良しごとの合間に、色んな話を交わします。これが楽しい。
今日の格言は「ローンはくすり」。
程よい借金がある方が仕事にも張りが出るという事らしい。
その他、様々な仕事論をかわす。会社勤めをした訳ではないのに鋭いことを多く言います。
まとめますとニコニコしてることがコツ、かな。












自分の家で食べるもの作り、住みかを確保して、田んぼを持って毎年米と大豆を作る。
そのことがどれだけありがたいことかを、身にしみて感じます。
80年も人生を歩んで来た人と同じ目線で会話できるだけで楽しいし、ためになるし、いい経験だなって実感します。仕事をすることでは自分の方が得意でも、「生きる」ことについてはやはり、大先輩です。そんなにお金がなくても幸せな生活をすることって可能だなと思いました。

一度きりの人生、人間らしく、家族みんなが幸せに過ごせるような選択はできる。もっと悩もう。

さあ、明日も仕事。向き合って行こう!

2011年11月2日水曜日

丁寧な生活を送る

茶道で知り合ったヨメと行った新婚旅行は、サンフランシスコでした。と言いたいところですが、チケットを注文した時に第一子が発覚。急遽行き先は寝台列車で行く秋田の旅。

その時に買った樺細工の茶筒があることを思い出しました。
最近、バタバタしてて家も建てたのに生活が落ち着いてなかったのですっかり忘れていました。

①角館で買った樺細工の茶筒
②曲げわっぱのお櫃
③秋田杉のぐい飲み

を買っていました。(高かったろうに、勢いがあったなー)

早速、加賀の名物である丸八製茶の加賀棒茶を奥さまと頂きました。
とても幸せな時間です。
毎日の生活を大切に送る。
仕事を丁寧にこなす。
子供を褒められるように過ごそう・・。
最近、できていなかった事です。

毎日を意図的に幸せに過ごすように自分が意識して送るようにしようと思います。


樺の香りが茶に移らぬよう、茶筒使い始めは2日ほど捨て茶を入れておくそうです。









結婚のお祝いに頂いた備前の湯のみで頂きました。
あー。間違いなくシアワセ。

2011年10月30日日曜日

今日のこどもたち。

散歩に行った時、隣の神社に天狗の葉っぱがある事を知っていました。

長女にその葉っぱで扇ぐと嵐のような風が吹くと言い聞かせていたところ、
次女を扇ぎまくってました。カエデさんが飛んで行っちゃうから気をつけて。

子供は、いろんな事をそのまま見て信じるから、新しい発見があります。
それを文章にしたり、人に伝えたりしないと、なかなか大人の私は心に留め
られない事に最近になって気がつきました。












カエデさん、飛ばされないように逃げてー。

2011年10月29日土曜日

お寿司


秋の新米シーズンになると、地区のお祭りに合わせて笹寿司を作る習わしが我が家にはある。
最近は、隣に住んでる母親が同じく祖母の代わりに作る事が多い。具は、マス、酢サバ、甘く煮た油揚げがレパートリー。私はもっぱら酢に弱いので油揚げしか幼い頃から食べていない。
笹を開くとごまと紅エビが乗っているのが油揚げのトッピング。緑色の細切り昆布が乗っているのが酢魚のサインだったと覚える。
今日、嫁と母が夜に作っていました。明日のご近所パーティで振る舞う一品です。北崎家の伝統だと思います。引き継ぎありがとう。


きれいに並べたら、大きな石で押されます。

ご飯の密度が高まるので、3個食べると結構おなかもいっぱいに。。
しあわせ。

今日の家

すすきが至る所できれいなので、お家で飾る事にしました。
いつか買った、コンランのフラワーベースを引っ張りだし、
美しく見えるような高さに切り分けて、ざくっと。
いい感じ。
やってみて気付いた事は、秋なんだからすすきが咲くのもあたりまえなんだけど、
身近にすすきを眺められるようにするだけで、とても楽しいということ。
うれしくなってくる事。理屈じゃないんだなー。
季節を楽しむようにしよう。
1才の次女がススキのベースを見て、指さして「あ、あー」と声を出していました。何か感じるものがあったのですね。子の成長の瞬間に立ち会えた父としてとてもうれしいですよ。ありがとう。

2011年10月14日金曜日

三輪自転車

今日、ばあさんは三輪自転車で同じ部落の石場さん家に行ったそうです。
楓(一才)を後ろの荷台に入れてそこそこと漕いで行ったようです^^

想像しただけでミラクル。写真が欲しいわ。
しかも、これだけではなく、ばあさんと楓が二人きりになると、ばあさんの行きたいところに楓を連れて行って、「かえちゃん、こっちに椅子持っておいで」とか言って畑やハウスなどに連れて行っているようです。
寝かす時は、83才にしておんぶで寝かすようです。
なーん、おんぶしたらソコッとねんねする。固い子や
と言ってるそうです。

なんと幸せ者なのでしょう。
ありがたい。

2011年10月9日日曜日

今日は、祖母と菊水の山に行ってきました

クルミと、ジネンジョ芋を掘るらしい。
(実のところ私も楽しみだったりする。)


相変わらずの準備30分遅れで8時半スタート。

現地に到着するまでにお友達の家に2カ所お届けものをしたいう。
菊水の山で会える奥田さん、川島さんがばあさんの大切なお友達だそうだ。

堂のダム手前で、早速クルミがあるから降りろ!と強盗さながらの車からのgetout。


降りてみると、チラホラ丸い実が落ちている。
クルミといえばあのシワシワの固い実。

しかし、落ちているクルミと思わしきものはフンワリしたうぶ毛がある青い柿のような実。
中には割れ目のあるものも。その割れ目の中からよくあるシワシワの実が出て来た。

「クルミすらすべてを知らずに知った気で生きて来たのか俺は。」
と少し自分にがっかり。

そんな事はつゆ知らず、ばあさんは拾う拾う。今回は高枝伐りバサミまで用意している。
83才、こんなに元気だ。この人はおそらく、山に来ると元気玉のようにゼンマイやキノコやクルミのなどから少しづつパワーをもらっているのだと思う。
下界では最近見た事無い足取り。

こんな道ばたでは効率が悪い。
まだまだたくさん落ちている場所があると早速向かう。

現場につき、ばあさんの旧友の方々と同窓会状態で話が弾む。
川島さんはナメコを湧き水で洗って出荷準備していた。
旦那さんはツマを捥いで来てナメコの上にひょいと置いて仕上げていた。

以前、この旦那さんは酒癖が悪く飲んでは奥さんをシバクという話を聞いていた。
このおしとやかな静かな様相からは想像もつかない。
これが酒癖の悪さということなのか。。

ある人が、お茶菓子代わりに下記をそのままくれた。
甘柿だから、そのままかじって食えという。
かじる。

うまい!

ボックリするほどうまかったです。
ありがとうございます。

さあ、早速芋掘りへ。

川を渡る。83才の祖母と。
思いのほか、足取りが軽い。
しかし、年々ヨワ腰になっているのは否めない。
それでも川の中を恐れずに渡ろうとする山へのバイタリティは凄まじい。

見てるこっちがヒヤヒヤする。

対岸での芋探しがスタート。
今年はまだ葉っぱが黄色くない。
見つけにくい中、大きな葉の付いたツルを見つけた。

ばあさんは相変わらずクルミを探しながら歩いて来ている。
ひとつ掘り、次の場所に移る際、微動だにしないヘビが一匹居ました。

ジモグリか高千穂ヘビ、ヒバカリか?
毒があるか分からなかったので丁重に遠回りして移動する。

2本掘ったところでしたから清おじさんの声が聞こえる。
ご飯らしい。

みんなで食うのが定例らしい。

渋々降りていく。ばあさんはクルミを探しながら降りていく。笑

奥田のばあちゃんの小屋の前で総勢7人で食卓を囲む。

奥田のお姉さんはイワシを焼いている。
これが最高にうまい!

まだ掘りたいので清おじさんのトラックの荷台に載せてもらい山奥にピックしてもらう。

クルミの木の下にある小さな谷を登っていくと、谷にクルミが山盛りでした。
いいこつ教えてもらいました。
山芋もここは一回り大きくさすが山男。

ここでまたひとつ大きなのがほれました。
さあそろそろかえろうかと、おりてくだっていると、
山肌から人の声が。

ばあさんが急斜面でクルミを拾いながらこっちを見ている。
「ここはすごくたくさんある!」
しばらくして戻ってみるとまだ拾っている。
どんだけクルミ好きやねん。

あまりに欲深いので、ばあさんは山肌から降りる時に前転しておりました。
無事だったのかな?普通に歩いていたから大丈夫でしょう。

結局、今日採れたクルミ、は頂いたものを含めると、麻袋一杯になってました。
20キロくらいあるんじゃないかな。


川辺の水は、遠目にもても透き通っててものすごくきれい。
奥田のばあちゃんの湧き水もとてもうまい。

昔、北村の(ばあさんの実家)先祖はこの菊水で生まれたらしい。
下流にある水門は鶴来にいく山道にもなっているので水門所の人と「おう!」と挨拶をしていたらしい。北村の先祖が住んでいた家の後も見ておきたい。

この場所を通ると、83才のばあさんも記憶がよみがえって昔のいろんな事が思い出されるらしい。

凄まじい記憶力。
ひとつひとつの出来事を楽しみながら、真剣に感動して見ているのだろう。
だから思い出せるし、恩を忘れないのかもしれない。

だから友達も多いのだろう。

様々な事を学ぶことが出来る。

今日も一日、本当に楽しかった。